今すぐ、君に5

梨加side

愛佳と付き合って二週間。

今日は花火大会!

私は浴衣を着て行く。

去年も浴衣着ていったけど、今日は何だか恥ずかしい。

似合ってるかな、愛佳の好みじゃなかったらどうしよ。

と、悩んでるうちにもう待ち合わせの6時。

ピコンッ

もう家の前にいるよ

あ、急がなきゃ!

慌ててお財布やら何やらを準備して巾着袋を持ってく

ごめん、ちょっと遅れた

愛っ//あ、いや、大丈夫。行こ

なんだか愛佳の様子が変だけど、手を差し出してくれたから、それに重ねるように手を繋ぐ。

愛佳はいつものシンプルな格好で、かっこいい。

愛いやー、今年も人多いな。ペー、絶対私の手離さないでよ?まぁ離さないけど

うん//

愛佳は付き合う前よりも大切にしてくれてる。

それは、すごく実感する。

年下なのに、しっかりしてて、守ってくれる。

すごい、好きだなぁ。

愛ペーなんか食べる?あ、わたあめ?りんご飴?

んん、じゃあわたあめ

愛ん、おっけ

はい、あげるって買ってくれた。お金渡すって言ったけど、

今日はデートなんだから、少しはカッコつけさせて

って受け取ってくれないから、お言葉に甘えることにした。

その後も焼きそば、かき氷とかいろいろ買って花火を見る場所を探してると、目の前から知ってる顔が見えてきた

あ、理佐ちゃん

理梨加ちゃん。

なんとなく気まづくて、ふたりと黙ってると、

愛あの、あなたが渡邉理佐、さんですか?

理あ、はい、そうですけど

愛私、梨加と付き合うことになりました。たぶんそれは、理佐さんのおかげです。ありがとうございます

理あ、えっと、、うん。よかった。2人がちゃんと付き合えたみたいで

って理佐ちゃんはいつものように優しく微笑む。

ありがとう理佐ちゃん。あ、隣の人は

理えっと、幼なじみの長濱ねる

ねこんばんは

初めまして。

理一応大学一緒なんだけど、わかんない、よね。どうしても一緒に行ってほしいって言うから、ついて来てあげたの

ねねぇ、嘘つかんでよ、!

理はいはい。

もぉー。とねるちゃんは不満そうだけど理佐ちゃんは楽しそう。よかった、理佐ちゃんにも、大切な人できたんだ。

二人とわかれて、場所を見つける。

愛よし、ここだな!

うん。愛佳、あんなこと言うと思わなかった

愛んー。あの人がどう思ったかはわかんないけど、あの人いなかったらたぶんペーと付き合えてないし。どうしても、言いたかった。

そっか。ありがとね

愛佳の頭を撫でると、子ども扱いすんなっ

って怒られた。全然こわくないけど(笑

もうすぐ、花火が上がる。

愛ねぇ、ペー。

ん?

愛絶対にさ、ペーの事大切にするから。

うん

愛4つ違うけど、そんなこと気にしなくていいくらい、ちゃんとする

うん

愛だから、ずっと一緒にいて欲しい。

愛佳が真剣な顔で、言ってくれた。

きっと、愛佳なりに心配してくれてるんだと思う。その気持ちだけで十分。

だから、私は伝える。

愛佳。愛佳の気持ち、凄く嬉しい。でも、私のために、そんなに頑張らなくてもいいんだよ。まだ高校生だし、今は高校生らしくいて欲しい。わたしもまだ学生だから。焦らないで、2人でゆっくり進んでいこう?

愛うん

私は、絶対に愛佳から離れないよ。ずっと、愛佳のこと好きだったし、これからもずっと好きだよ。

愛うん、私も。絶対離さない。

愛佳の顔が近づいてきて、唇が触れる寸前で

愛梨加、愛してるよ

私も、愛してる

そのままキスをした。

唇を離して、2人で照れ笑いしてると、大きな花火が打ち上げられて、私達を明るく照らした。

end

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